毒親対策専門アドバイザーの佐々岡慎太郎 ささしんです。
今日は、「過干渉の親からあなたの心を守るためにやるべき3つのこと」というテーマでお話をします。
あなたは、
「今日はこれからどこに行くの?」「何時に帰ってくるの?」「だれと会うの?」
こんなふうに何でもあなたのことを把握しようとする親に悩まされていませんか?
それ以外にも、電話に出なかったり、LINEやメールの返信が少しでも遅れると怒られたりしていませんか?
もしあなたが1人暮らしをしているのであれば、急にあなたの家に押しかけてくるなんてこともあるかもしれません。
今私がお話したことが、あなたの親にあてはまるようでしたら、それは過干渉タイプの親かもしれません。
あなたが親に対する恐怖心や罪悪感からこういう状態を受け入れていると、親はあなたの気持ちなど考えずにどんどんあなたに踏み込んできます。
あなたは何をするにも干渉されまくり、自由に行動することができません。
これから先もずっとそんな風でいいですか?
絶対にいやですよね。
続きを文章で読みたい人は、このまま下へスクロールしてください。動画で見たい人は、YouTubeでどうぞ。
でも大丈夫ですよ。
前半では、なぜあなたの親が過干渉してくるのか、その心理について、そして後半では親の過干渉を防ぐための心構えについて解説します。
親の過干渉によって、自分の好きなように生きることができずにいるあなたの力になれればと思って、この動画を作りましたのでぜひ最後まで見てください。
あなたはそろそろ自分の好きなように生きていいんじゃないでしょうか?
親が過干渉をする心理
まず、なぜあなたの親が過干渉をしてくるのか、その心理について説明します。
親の心理を知ることは、親の過干渉を防ぐために前提として大事なことです。
なぜなら過干渉の心理構造を知ることで、その解決方法が見えてくるからです。
過干渉をしてくる親の心理を一言で言うと、それは「子離れ」ができていない、つまり自立できていないんです。
とにかくあなたのことが心配でしょうがないんです。
うまくいかないんじゃないかとか、失敗するんじゃないかとか、あなたを見てはネガティブなストーリーを作り出して勝手に不安を感じているんです。
まともな親は子どものことを心配しながらも黙って見守り、助けが必要と感じたら手を差し伸べます。
子どもは、やがて親の手を離れ自立するものだと知っているからです。
しかし、過干渉をしてくる親にはそういう発想がありません。
ただただ不安なだけです。
親が勝手に1人で不安を感じているだけなら、特に問題はありません。
あなたには実害がないからです。
しかし、自分の不安をあなたに押し付けてくるとなると話は違ってきます。
つまり、それがあなたの行動を逐一把握すると言う形で表れるんです。
親は目の前の不安を解消して安心したいんですね。これこそが過干渉の正体です。
それに対してあなたは、当然反発しますよね。
しかしそれで過干渉を止めることはまずないでしょう。
親は自分の不安を打ち消すためにひたすら過干渉を繰り返します。
そのうちあなたは反発することが怖くなったり、どうせ言ってもダメだからと諦めたりします。
こうして過干渉の無限ループが始まり、親はあなたの行動をすべて把握することになります。
過干渉の無限ループを断ち切るには
では、そういう過干渉の無限ループを断ち切るにはどうすればいいんでしょうか?
前提として知っておいてほしいことがあります。
これは毒親問題全般に言えるのですが、親を変えるのではなく、自分自身が変わらなければならないということです。
毒親育ちの子どもは親に変わって欲しいと願います。
しかし、よく考えて欲しいんですが、あなたは親に過干渉をやめるように言ってあなたの話を聞いたてくれたことがありますか?
なかったでしょう?
そうです、親を変えることはできないんです。
そうすると自分が変わるしかないんです。
この場合の自分が変わるというのは、親の過干渉を受け入れないようになることを意味します。
本来なら「私は過干渉を受け入れません」という意思表示を親に対してはっきりする必要があります。
しかし、いきなり面と向かって意思表示をできる人はそう多くないでしょう。
あなたは親によって長期間過干渉された結果、心に傷を負ってしまい親に対して恐怖心を持っているからです。
だから親に対して冷静な行動がとれないのです。
そこで必要になるのが、ルール作りです。
あらかじめ、親の過干渉をかわす防御策を作っておくのです。
防御策を考えるために必要なポイントは次の4つです。
- 過干渉のパターンを知る
- 過干渉に対してどう感じるのか自分に問いかけて知る
- 過干渉してきたときにどう切り返すか対処法を考える
ポイント1つ目はあなたの親の過干渉のパターンを知ることです。
あなたの親はいつどんな言動で過干渉をしてくるでしょうか?
思い浮かぶだけ書き出してください。
あなたはそのパターンに併せて、あらかじめ防御策を考えておけばいいんです。
例えば、休日に外出する時になると、どこに行くのか、だれと会うのか、何をするのか、何時に帰宅するのかを事細かに聞いてくる。
そして、あなたがそれに答えないと急に不機嫌になる、あるいは怒り出すといった感じです。
これが過干渉のパターンです。
ポイント2つ目は、親の過干渉に対してあなたはどう感じるのか自分に問いかけて知ってください。
もちろん、過干渉をいやだと感じたり不快に思うのは当たり前です。
そういう漠然としたものではなく、もっと具体的に自分はどうしたいのかを考えてください。
ここが大事なんです。
過干渉の親に育てられた子どもは、自分の感情や気持ちをその場で素直に感じ取るのが苦手な場合が多いです。
だから自分は本当はどうしたいのか自分自身に問いかけることが大事なんです。
ここをはっきりさせておくことで、3つ目のポイントでお話しする対処法を立てやすくなります。
この場合で言えば、「私は大人なんだからどこに行こうと誰と会おうと何時に帰宅しようと私の勝手だ。あなたにいちいち伝える必要はない。」こんな感じです。
自分の気持ちをはっきり言語化するようにしてください。
ポイント3つ目は、親が過干渉してきたときにどう切り返すかその具体的な対処法を考えます。
大事なのは、親を否定したり攻撃したりすることは避けるようにすることです。
また対決するのも精神的に疲労するだけですからやめたほうがいいです。
「嘘も方便」ということわざ通り嘘も上手く使ってください。
この場合ですと
「今日はまだどこに行くか決めていないけどちょっと出かける」
「〇〇と会うかもしれないし会わないかもしれない」
「うーん夕方くらいには戻るかな・・・」こんな感じです。
こうやってあいまいな受け答えに終始するんです。
親がしつこく追及してきても、ひたすらはぐらかしてください。
親がズカズカトあなたの領域に土足で踏み込んでくるのは、あなたがそのかわし方を知らないからです。
こうやってあらかじめ自分で防御策を作っておけばいいんです。
もう一度言いますが対立するのではなく、うまくかわすことです。
あなたは、今までこういうことは考えたことがなかったと思いますが、ここまで動画を見てくれたあなたらなきっとできるはずです。
これで何とか親と一緒に生活できるのならいいのですが、もしあなたが親からの過干渉に耐えられないようなら親と物理的・精神的に距離をおくことを考えたほうがいいでしょう。
この点については、他の記事で説明しています。
あなたはそろそろ自分の好きなように生きていいんじゃないでしょうか?
まとめ
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はい、いかがでしたか?
今日は「過干渉の親からあなたの心を守るためにやるべき3つのこと」というテーマでお話をしてきました。
まとめますと、
なぜ親が過干渉をしてくるのか、その原因は子離れできずあなたのことが心配だからである。
そして過干渉を防ぐには
①自分の親の過干渉のパターンを知る、②過干渉されたときの気持ちは具体的にどのようなものか自分自身に問いかける、③過干渉してきたときのかわし方をあらかじめ用意しておく。
ということでした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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