毒親対策専門アドバイザーの佐々岡慎太郎 ささしんです。
今日は、「無意識でやっている親への復讐」というテーマでお話をします。
ちょっと漠然としているんですが、あなたは「なんか、私なにやってもうまくいかないな」って感じていませんか？
例えば「試験に絶対受かる自信があったのに当日ケアレスミスして落ちた」とか「この人と絶対結婚したいと思って婚約までしたのに突然結婚する気がなくなって破棄してしまった」というような経験をしたことありませんか？
それってもしかすると、親に対して復讐をしているからかもしれません。
あなたは自ら無意識で不幸を選んでいるんです。
そうすることで親に対して復讐しているということです。
怖いのは無意識なんですよ。復讐している自覚がないんですよ。
もし、そうだとするとあなたは一生不幸なままです。
だってそうでしょう、自ら不幸を選択しているんですから。
そんな人生をあなたは、これからもずっと送りたいですか？
続きを文章で読みたい人は、このまま下へスクロールしてください。動画で見たい人は、YouTubeでどうぞ。
でも、大丈夫ですよ。
前半では無意識のうちに親に復讐するとは、一体どういうことなのか、そして後半では解決法について説明します。
漠然とした生きづらさを感じているあなたへのメッセージですのでぜひ最後まで読んでください。
あなたは、そろそろ自分の好きなように生きていいんじゃないでしょうか？
親に対して無意識で復讐するとはどういうことか
まず、親に対して無意識で復讐するというのがどういうことか説明します。
表面上は何の問題もない親子に見えても、あなたの心の中に親に対する許しがたい気持ちがある場合があるんです。
それを表に出せない、つまり親に言いたくても言えずずっと感情をため込んでいくと、それが復讐というゆがんだ形で現れるんです。
こういう場合の親って、過去に自分自身がやりたくてもできなかったことや、叶えられなかった夢があり、そのことが原因でものすごく大きなコンプレックスを抱えている人が多いんです。
そういう叶えられなかった夢を子どもに託しているんですよ。
子どもを自分のコンプレックスを埋めるための道具として使っているんです。
受験だったり、習い事だったりを親の都合でやらされるわけです。
それが親自身のためではなく「あなたのため」という美しい文言のもとに行われるんです。
だから一見すると子ども思いの優しい親んですよ。
この「あなたのため」という言葉を連発する親は注意が必要です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
それがあなた自身もやりたいものだったらいいんですけど、そうでなければ、つらいだけです。
自分が親のコンプレックスを埋め合わせるための道具として利用されているということも、うすうす理解しているんです。
やりたくもないことをずっとやらされて不満をため込んでいくんです。
「私はあなたの道具じゃない、私には私の人生があるんだ、それを邪魔するなよ」
そういう思いがあるんです。
それを言いたくても言い出せないわけです。
健全な親子だったら反発する、ガチンコで親とやりあう、そういう段階を経て成長していくんです。
それが出来たら、こんな自分で不幸を選ぶなんてことはしないはずです。
一方で親を喜ばせたいという思いもあるんですよ。
子どもは親の愛情が欲しいし、親に好かれたいんです。
だから親の期待に答えようと一生懸命に頑張るんです。
その2つの思いが激しくぶつかり合って、だんだん自分でもどうすればいいかわからなくなります。
そしてある時、自ら不幸を選択して復讐を始めるんです。
そういう親にどうやって復讐するかというと、先ほど冒頭でお話したように試験に落ちて志望校にいけなかっり、婚約を破棄することでやっているんですよ。
自ら失敗する、不幸になって親からすればみっともない子ども、出来の悪い子どもになるんです。
子どもを通じて自分のコンプレックスや無力感を埋めようとしている親に取って、子どもが失敗するのは、もう耐えがたい絶望感を味わうことになるんです。
これって子どもにとっては親に対する最高の復讐ですよね。
この復讐の怖いのは、先ほども言ったように無意識のうちにそれをやっていることなんです。
自分では、幸せになりたい、成功したいって思っているし、そうなるために行動しているんです。
一方で、親を満足させるために、親のコンプレックスを埋めるために幸せになるのは嫌だと思っているわけです。
それが、幸せや成功をつかみかけた時にそれを放り出すようなことを無意識のうちにやる原因なんです。
これではいつまでたっても、あなたは幸せになれないし生きづらいままですよね。
これが親に対する無意識の復讐です。
無意識の復讐をやめる方法
では、どうしたら無意識のうちに不幸を選ぶことをやめることが出来るんでしょうか？
この問題の厄介なのは、無意識なんですよ。
そうするとまず、まずは自覚する必要があります。まず自覚出来ないことにはどうにもなりません。
逆に言えば自覚できれば、もうほとんど解決したも同然です。
まず、あなたの親はどんな親だったのか振り返ってください。
先ほど言ったように、過去に自分自身がやりたくてもできなかったことや、叶えられなかった夢がないですか？
そしてそのことが原因で大きなコンプレックスを抱えていませんか？
そして今日私の話を聞いて、感覚的に親に対する復讐心がないか考えて下さい。
自分が親から抑圧されてこなかったか、そしてそれに対する許しがたい気持ちがないか、よく考えて下さい。
そして自分はそうだなと思ったら、次にやることは自立することです。
私はいつも言っているんですが、毒親問題では親を変えることって出来ないんです。
親が抱えているコンプレックス、心の問題はあなたではなくあなたの親の問題ですよね。
それを子どもを通じて解決しようとしても出来ないんです。
あなたが要求を飲んで親の言う通りにすると、それはエスカレートする一方です。
いい高校に入れ、いい大学に入れ、いい会社に入れ、いい人と結婚しろ、そして早く孫の顔を見せろって際限ないんですよ。
結局親自身が向き合わなければ解決できないんですよ。
そうすると自分が変わるしかないんです。
自分が変わるというのは、親から物理的・精神的に距離を置くことです。
この点については、他の記事で説明しています。
絶縁すればあなたは自由と素敵な未来を手に入れられる
自ら不幸を選択するなんて悲しい行動はもうやめて幸せになりましょう。
ここまで読んでくれたあなたならきっと出来るはずです。
あなたは、そろそろ自分の好きなように生きていいんじゃないでしょうか？
まとめ
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はい、いかがだったでしょうか？
今日は、「無意識でやっている親への復讐」というテーマでお話をしてきました。
まとめますと、
親に対する無意識の復讐とは、心の中に親に対する許しがたい気持ちが、歪んだ形になって表れたものである。
それをやめるためには、そのことを自覚し、親から離れる必要がある
ということでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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