毒親専門対策アドバイザーの佐々岡慎太郎 ささしんです。
今日は、「重たい母親から離れる方法」というテーマでお話をします。
あなたは、「母親が重たい」そう感じていませんか?
私の下にも
「いつも母の愚痴を聞かされてうんざりです、なんとかやめさせることはできないでしょうか?」
とか
「私の母は買い物依存で、カードを使いまくり払えなくなると私に助けを求めてきます。何とかこんな母を変えることはできませんか?」
といった相談がたくさん寄せられます。
今、私がお話した2つの事例にはある共通点があったのですが気が付きましたか?
それは両方とも相談者は「母親を変えたい」と考えている点です。
しかしそれは無理です。あなたが母親を変えることはできません。
じゃあ、「この先もずっと重たい母親と付き合っていかなければならないの?」と絶望的な気分になってしまいますよね。
続きを文章で読みたい人は、そのまま下へスクロールしてください。動画で見たい人は、YouTubeでどうぞ。
でも大丈夫ですよ。
前半では、なぜあなたが母親を重たく感じるのか、その原因について、そして後半では、母親を変えずに重たい母親と離れる方法について説明します。
「母が重い」と感じた時が母から自分を解き放つときです。
母親からの重圧に押しつぶされそうになっているあなたを助けたいと思い、この記事を作りましたので、ぜひ最後まで読んでください。
あなたは、そろそろ自分の好きなように生きていいんじゃないでしょうか?
母親を重たいと感じる原因
まず、なぜあなたが「母親を重たい」と感じるのかその原因について説明します。
先ほど例に出したような母親の多くは、何らかの心の問題を抱えていて、不安でしょうがないんです。
そして自分が抱えている心の問題に向き合おうとせず、目を背けて逃げ回っています。
そういう時に起こるのが「依存」です。
あなたの母親は自分で問題解決ができないので、それを肩代わりしてくれる人を見つけて依存します。
その依存の対象があなたなのです。
子どもというのは、母親の愛情を無意識に求めるものです。
そのため母親が求めることをなんとかこなそうとします。
愚痴を延々と聞かされても、母親を助けて愛されるためだと我慢します。
「こうしなさい」「ああしてよ」と言われると、嫌々ながらもやってしまいます。
それが蓄積していくとどんどん母親を重く感じるようになっていきます。
そして自分という人間がよくわからなくなってしまいます。
これが、あなたが「母親を重たい」と感じる理由です。
あなたが、母親の愚痴を聞いたり、金銭的援助をしているのなら、それは母親からすれば「私にもっと依存して」と言っているようなものです。
こうして、あなたは母親から依存され続けて、そしてそれに応え続けるという無限ループに陥りそこから抜け出せなくなるのです。
ここで話を整理するために母親とあなたの関係をみてみましょう。
それは不安を抱えて、子どもに面倒を見てもらいたい、子どもを自分の思い通りにしたいという思いに囚われ心に闇を抱えた母親とそれを重く感じながらも、母親を見捨てられないとあなたです。
これはお互いが依存しあう「共依存状態」の一種と言ってよいでしょう。
「共依存」に関してはこちらの記事をどうぞ。

「重たい母」の依存から抜け出す方法
では、こういう「重たい母」の依存から抜け出すにはどうしたらいいでしょうか?
まず、前提として知っておいてほしいことがあります。
これは毒親問題全般にいえることですが、問題解決には自分が変わる必要があるということです。
先ほど話したように親を変わらせることは無理なんです。
まずそのことを頭に入れてください。
この場合、自分が変わるというのは、母親とは一定の距離を取るようにすることを意味します。
この距離というのは物理的・精神的なもの両方を含みます。
自分自身が幸せになることを最優先にして、母親の問題は母親自身で解決するしかないと割り切るのです。
具体的には次のような方法がおすすめです。
今まで母親のために費やしていたこととその時間、そしてそのために自分がやりたくてもやれなかったことを書き出してください。
母親の機嫌を取っていた時間、愚痴を聞いていた時間がどれくらいあるのかを書き出すんです。お金の援助をしていたのなら、その金額を書き出してください。
そして、それらがなくなったら出来ること、やりたいことを同時に書き出すのです。例えば旅行に行く、友人と食事に行くなどです。
こうやって具体的に目に見える形にして、徐々に母親のために費やしていた時間やお金を減らし自分のために使うそれらを増やしていって下さい。
しかし、「言うは易し行うは難し」でこれにはそれなりの困難が伴います。
母親との関係は、胎児の時からスタートし、無意識のうちに人生のベースになっています。
母親の求めることを満たすことが最優先なのは当たり前という刷り込みが行われた結果、自分の幸せを優先することは、なんとなく後ろめたかったり、罪悪感を感じるようになるのです。
例えば、母親があなたに日常的に愚痴を聞かせるために電話をかけてきているとします。
あなたは母親と距離を置く決意をしたので電話に出ませんでした。
しかし「私が電話に出なかったことで、母は困っていないだろうか」と心配になってしまい、ついつい電話してしまうということになるのです。
母親の影響力は、あなたが思っている以上に大きいのです。
それでも、自分の幸せを優先すると決めて行動し続けることが大事なのです。
時間はかかりますが、地道に行動を重ねることで、徐々に母親の依存から脱却できます。
ここま読んでくれたあなたならきっと出来るはずです。
最初に言ったように「母が重い」と感じた時が母から自分を解き放つ時なんです。
まさに今あなたはその時を迎えているんです。
母に対するネガティブな思いに戸惑い、後ろめたさを感じることもあるでしょうが、関係改善のきっかけと前向きに捉えましょう。
あなたは、そろそろ自分の好きなように生きていいんじゃないでしょうか?
まとめ
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はい、いかがでしたか?
今日は、「重たい母親から離れる方法」というテーマでお話をしてきました。
まとめますと、
母親を重たく感じる原因は、母に依存されているからである。
「重たい母親」から脱却するには、距離を置く、具体的には母親のために使っていた時間やお金を徐々に自分のために使うようにする。
ということでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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