自分を責めてしまう時の対処法

毒親問題

毒親対策専門アドバイザーの佐々岡慎太郎 ささしんです。

今日は「自分を責めてしまう時の対処法」というテーマでお話をしていきます。

あなたは職場の同僚や学校の友人が不機嫌そうな顔をしているのを見た時、「不機嫌なのは私のせいだ」そうやって自分を責めていませんか?

同じようなことはいろいろな場面で起きています。

タクシーに乗ったら運転手さんが無愛想だった、コンビニの店員さんのお釣りの渡し方が乱暴だった。

「これって私に悪いところがあったからだ」そうやって自分に原因があると思っていませんか?

こんなふうに、自分を責めて生きていく人生なんて辛くないですか?

これからもずっとそんなことを続けるのはいやですね。

あなたは何も悪いことはしていないのにですよ。

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でも大丈夫ですよ。

前半では、なぜ、あなたが自分を責めてしまうのかその原因について、そして後半ではその対処法について説明します。

日常生活の中で実践できる簡単なものですので今日から実践することができます。

自分を責めるのをやめたい、ビクビクしながら生きるのはいやだと考えているあなたへのメッセージですので、ぜひ最後まで読んでください。

あなたは、そろそろ自分の好きなように生きていいんじゃないでしょうか?

なぜ自分を責めてしまうのか

まず、毒親育ちのあなたがなぜ自分を責めてしまうのか、その原因について説明します。

自分が他人から何かいやなことをされた時、普通なら不快に感じ、そして場合によっては「そういうことはやめて欲しい」と拒絶の意思表示をするでしょう。

これは、たとえ自分の親であっても同じでしょう。

しかし毒親育ちの子どもにはそれができません。

なぜなら、子どもにとって親は唯一無二の絶対的な存在だからです。

幼い子どもにとって、親の言うことは100パーセント正しいことになるのです。

たとえ、それが子どもに対する理不尽な八つ当たりであってもです。

子どもには、そのことが理解できないので、親が怒るのは自分が悪いからだと思い、自分を責めるようになるのです。

このような状態が長期間にわたって続くことで、自分を責める思考回路ができあがります。

それから毒親によって心を傷つけられたてきた子どもには、よく見られる共通の特徴があります。

それは、相手の感情が伝わってきやすい、つまり共感性が高いということです。

相手の身になって寄り添い共感しているのではなく、まるで他人の感情を自分の感情のように感じてしまうのです。

では、なぜあなたは共感性が高くなったのでしょうか?

あなたは小さいころから、きっと常に親の顔色を伺いながら生きてきたはずです。

本当はやりたくもないことを、親を喜ばすために無理にやったことはありませんか?

本当はやりたいことを、親が不機嫌になるからとあきらめたことはありませんか?

そうやって、親の気持ちばかりを考えて生きていくと、相手の表情や態度、ほんの少しのしぐさで相手の感情が読み取れるようになってしまうんです。

こういうことを長い間繰り返していると共感性が強くなるんです。

この共感性の高さと先ほどの思考回路があいまって、他人の行いの原因は自分にあると自分を責めるようになってしまうんです。

こうして、自分を責め続けた子どもは大人になっても同じように自分を責め続けます。

友達が怒ったのは自分が悪いからではないか、コーヒーショップの店員の接客態度がよくなかったのは私の言い方がよくないからではないか、というふうに自分を責めるのです。

自分を責め続けるのはそれ自体生きづらさを感じ辛いことですが、もう一つ大きな問題があります。

それは「自分が悪い」と自分を責めることで、安心感を得ている場合があるということです。

「どうせ自分が悪いから」と思うことで、何かミスをしたときの理由や言い訳をあらかじめ作っているんです。

その方が精神的に楽なのです。

しかし、それでは何の解決にもならないのは明らかです。

自分を責めてしまいそうになった時の対処法

では自分を責めてしまいそうになった時にどう対処すればいいのか説明します。

今日から早速できるものですので、ぜひトライしてください。

もし、あなたが自分を責めてしまいそうになったら、そのたびに一度冷静になって「これは本当に自分が悪いのか?」と自分自身に問いかけてください。

客観的に見てあなたが相手を傷つけていないのであれば、頭を切り替え「自分は悪くない、これ以上自分を責めるのはやめよう」と自分自身に言い聞かせてください。

客観的に見るというのがどういうことか、具体的な基準をお話します。

その基準はあなたが、相手に暴力をふるったか、相手の考え方を否定したか、相手のプライベートに踏み込むような質問をしたか、です。

例えば、あなたがタクシーに乗ったら運転手さんが不愛想で、それは自分が悪いのではないか?と思ったら今私がお話したことを思い出してください。

あなたは、運転手さんに暴力をふるいましたか?ふるっていませんよね。

あなたは、運転手さんを否定するようなことを言ったり、プライベートに踏み込むような質問をしましたか?

今タクシーに乗ったばかりなのに、そんなことするわけありませんよね。

あなたは何も悪くありません。運転手さんが不愛想なのは別の原因によるものです。

友人、職場の同僚、コンビニやコーヒーショップの店員さんが不機嫌だったり態度が悪かったのは、あなたが悪いからではないんですよ。

自分を責める必要はないことが、これでわかりましたよね。

このトレーニングのポイントは次の2点です。

1つは目は、後で自問自答するのではなく、責めてしまいそうになった時に行うことです。

自分を責めてしまえば精神的に疲れてしまい、立ち直るのに時間がかかるからです。

そして2つ目は、自分を責めそうになった時だけでなく、日常普通に起こる出来事を目にする際にも繰り返し行うようにしてください。

例えば、通勤の途中に事故で電車が遅れていたら「電車が遅れているのは自分が悪いからだろうか?」と自分に問いかけるんです。

前を歩いている人が転んだのを見たら、「転んだのは自分のせい?」と自分に問いかけてください。

あなたには何の責任もないのは明らかですよね。

このようにして、「自分は悪くない」「自分を責める必要は何もない」と自分に言い聞かせるのです。

こうして少しずつでいいので、「自分が悪いはず」という思い込みを減らしていきましょう。

だんだん生きづらさを感じなくなり、自信を持って前向きになることができます。

ここまで読んでくれたあなたであれば、きっと出来るはずです。

もし1人で取り組むのが難しければ、カウンセラーなどのアドバイスを受けながら行うといいでしょう。

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まとめ

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はい、いかがでしたか?

今日は「自分を責めてしまう時の対処法」というテーマでお話をしてきました。

まとめますと、

自分を責めてしまうのは、親が怒るのは自分が悪いからだと自分を責め続けた結果、自分を責める思考回路ができあがってしまったのと、共感性の高さが原因である。

そして自分を責めそうになった時の対処法は、客観的に見て自分が相手を傷つけていないのであれば、責めるのをやめるよう自分に言い聞かせることである、ということでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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