毒親対策専門アドバイザーの佐々岡慎太郎 ささしんです。
今日は「あなたがはまっているかもしれないダブルバインドのわな」というテーマでお話をしていきます。
親から、「いいよ」と言われたことをやったらダメと言われて怒られた。
逆に「ダメ」と言われたからやらなかったのに、やらなかったことを怒られた。
あなたはこんな経験をしたことはありませんか?
もし、このようにあなたが親の矛盾する命令でどうしたらいいかわからなくなっていたら、それはダブルバインドの影響を受けているからかもしれません。
こういう状態がずっと続くと混乱し、メンタル面で大きなダメージを負ってしまい、何もできなくなってしまうこともあります。
つまり、何かやろうとしても前に進めずにその場に立ちすくんでしまう状態です。
日々の生活はやるかやらないか決断の繰り返しですよね。
今日は何を食べるかといったような小さなものから、就職や結婚など人生を左右するものまで様々です。
しかし何らかの決断をして前に進まなければなりません。
それができないということは、自分の人生そのものが止まってしまうことを意味します。
続きを文章で読みたい人は、そのまま下にスクロールしてください。動画で見たい人はYouTubeでどうぞ。
でも大丈夫です。
前半では、ダブルバインドとは何か、そして後半ではダブルバインドによって身についた悪い思考を直す方法について説明します。
親の矛盾した言動に悩まされることがなく、自分の意思で行動できる方法がわかりますのでぜひ最後まで読んでください。
ダブルバインドとは
まずダブルバインドがどのようなものか説明します。
バインドというのは拘束、つまり縛りのことです。ダブルバインドですから二重に拘束されていることを意味します。
ということは、一つの縛りを解いてももう一つの縛りはそのままの状態なわけです。
よく分かりやすい具体例で出されるのが、次のようなものです。
あなたは会社で上司や先輩から「わからないことがあったら何でも遠慮しないで聞いてくれいいから」と言われます。
あなたは、仕事でわからないことがあったので、上司や先輩に質問するわけです。
そうすると、その上司や先輩は「そんなことぐらい自分の頭で考えてやれ」「そんなこともわからないのか」と言って怒るわけです。
あなたは、「おかしいな、わからないことがあったら何でも聞いてといったじゃないか」と思います。
それならということで、あなたは自分で考えて仕事をしてその結果を報告します。
そうすると、「こんなのじゃダメだ、やり直しだよ。わからないことがあったら相談してって言ったろ」と怒られるわけです。
あなたは、「自分の頭で考えろったいったじゃないか」と思うわけです。
これがダブルバインドです。
どっちを選択しても怒られるわけです。
皆さんも同じような経験をしたことがあるかもしれませんね。
今私は会社の上司と部下の例を挙げましたが、親子間でも同じことが起こるわけです。
お母さんが、「怒らないから正直に全部話しなさい」とあなたに言います。
だから、あなたはお母さんに正直に話をします。
すると、お母さんは、「そんなことをしたのか」といって目茶苦茶怒るわけです。
次にどうするかといえば、本当のことを言えば怒られるのだからと嘘をつきます。
嘘がばれれば当然怒られます。
どっちを選択しても怒られるわけですから、子どもはたまったもんじゃありません。
こういう状態に長く置かれると人間は、何も信じられなくなってしまいます。
だってそうでしょう。何をやっても怒られて否定されるのですから、常に恐怖心がつきまとい自分すらも信じられなくなってしまいます。
その結果自分の頭で考えることをやめてしまいます。
つまり思考停止状態になるわけです。
そして最後は行動しなくなってしまいます。
ダブルバインドのワナから抜け出すには
ダブルバインドのワナから抜け出すにはどうしたらいいでしょうか?
解決には大まかに分けて3つのステップを踏みます。
- ダブルバインドをされているか見極める
- 親に従わない
- 自分の心の声に耳を傾ける
第1ステップでは、親がダブルバインドを自分にしていることを見抜く必要があります。
ダブルバインドは、してるほうもされるほうも無意識であることが多いのが特徴です。
無意識なだけにこれがなかなか難しいのです。
これは親の言動が矛盾していないか、注意深く観察するしかありません。
言っていることとやっていることが違っている、前回と今回で言っていることが違っている、こんなことがたびたび起こるようであれば、親はダブルバインドをあなたにしている可能性が高いです。
次に親がダブルバインドをあなたにしていることがわかったら、親が矛盾したことを言ってももそれに従わないことです。
ここで注意しなければならないのは、まともに毒親と対立しないことです。
毒親はあなたのことを何もかも知り尽くしている最強の敵ですから、逆襲に会う可能性があるからです。
親に何か言われてもサラリと受け流すようにしてください。
第3ステップでは、自分の心の声に耳を傾けるようにすることです。
恐怖心によって親の言うとおりにしているだけでは、いつまでたってもダブルバインドから抜け出せません。
自分は本当はどうしたいのか、何をしたいのか、常に自分で考える癖をつけることです。
自分のことは自分で決めるようにしましょう。
最初は小さいことで構いませんので、自分で考えて思った通りにやってください。
親があなたがやろうとしていることに干渉してきたとしても、「自分で考えてやるから」「私が決めたことから」と突っぱねてください。
これを徐々にでもいいので習慣化できるようにしましょう。
自分の意思で行動できるようになると、ダブルバインドから抜け出せます。
そうなると何事にも積極的に取り組めるようになり人生そのものがすごく楽になります。
周りの人たちの評価もグッとよくなりますからぜひトライしてみてください。
まとめ
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はい、いかがだったでしょうか?
はい、いかがでしたか?
今日は「あなたがはまっているかもしれないダブルバインドのわな」というテーマでお話をしてきました。
まとめますと、
ダブルバインドとは、二重に拘束されている状態をいい、一方の縛りを解いてももう一方の縛りは残ったままである。
ダブルバインドから脱却するには、
- ダブルバインドをされているか見極める
- 親に従わない
- 自分の心の声に耳を傾ける
ことが必要になるということでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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