毒親対策専門アドバイザーの佐々岡慎太郎 ささしんです。
今日は「毒親の典型的な特徴5選」というテーマでお話をしていきます。
「うちの親はどうもおかしい、これってもしかして毒親?」そんな悩みをあなたは抱えていませんか?
子どものころは、普通よその家庭の事情を深く知ることはあまりありません。
そうすると自分の親の言ってること、やってることは自分の範疇では常識なわけです。
しかし成長して活動範囲が広がり知識や経験を重ねていくと、「どうも自分の親はおかしいのでは」と感じ始めるのです。
毒親に明確な定義があるわけではありません。
ただ私がたくさんの方とお会いしてお話をしてきた結果わかったのですが、毒親にある一定の傾向があるのは確かです。
続きを文章で読みたい人はそのまま下へスクロールしてください。動画で見たい人はYouTubeでどうぞ。
前半で、毒親の主だった特徴5つについて、そして後半ではその対処法について説明します。
「自分の親は毒親かも?」と悩んでいる方はこの動画を見終わった時には、次に取るべきアクションプランがわかりますので、ぜひ最後までご覧ください。
親は絶対的に尊敬すべき存在か
まず最初に言っておきたいことがあります。それは「親は絶対的に尊敬するべき存在」であるという考えはやめませんか?ということです。
確かに親は自分を育ててくれた大事な存在です。そのことは私も否定しません。
しかし、中には尊敬に値しない親もいるんですよね。虐待などのニュースを日常的に目にすることからすればわかります。
あなたは、親の問題を友達に相談しても「親のことを悪くいうもんじゃない」とか「そんなことどこの家庭でもあることだよ」とか「あなたのためを思ってのことだよ」なんて言われてさんざん傷ついてきたはずです。
おそらく世の中の多くの人たちは、企業やドラマが作った幸せな親子のテンプレに洗脳されてしまっているんですよ。
子どもの夢を実現するために親が一生懸命応援して、その過程を感動的に描いたようなものです。
決して親子間の悪いイメージを強調したいわけではないんです。
だけどもう「親子は仲良くあるべき」という価値観を他人に強要するのは時代遅れだしもうやめませんか?という話です。
仲の悪い親子だって世の中たくさんいるし、自分が1人の人間として普通に生きるには、絶縁する以外方法がないようなどうしようもない親だっているんです。
一度きりの人生ですから、自分のやりたいように生きることができたらそのほうがいいじゃいですか。「こうあるべき」みたいな古い価値観にとらわれる事なんてないですよ。
ひょっとしたらこれは距離をおいたほうがいい親かもしれない、毒親なのかもしれないという特徴を5つあげていきますので、もし自分の親が当てはまっているなと感じたら、今後の親子関係を考えて欲しいです。
毒親に多い5つの特徴
- 無償の愛がない
- 子どもの夢や希望を否定する
- 世間体を気にし外面がいい
- 子どもに不満や愚痴を聞かせる
- 被害者意識が強く子どもの成長や成功を喜べない
まず1つ目の特徴は「無償の愛がない」がないことです。
毒親は、「あなたが大事だから」「あなたのためを思って」と口ぐせのように言います。
そして子どもが何をするにしても介入、干渉してきます。いわゆる過干渉というやつです。
一見子どもに愛情をたっぷりと注ぐやさしい親に思えます。しかし、それは無償の愛情ではなく見返りを期待した愛情なのです。
そのうちに「私はあなたにこれだけのことをしてきた。だからあなたは私に尽くしてくれて当然だ。」とあなたに自己犠牲を求めるようになります。
これって歪んだ親子関係ですよね。ビジネスではないんですから親の子どもに対する愛情は見返りなどを求めたものではないはずです。
2つ目の特徴は「子どもの夢や希望を否定する」ことです。
子どもが何か新しいことを始めようとしたり、将来の夢や希望を言うと、「あなたにはムリ!」とそれをかたくなに否定します。
毒親は、子どもを自分の支配下に置いておきたいという意識が強いのです。
その理由は経済的に子どもに依存していたり、精神的な安定であったり様々ですが、いずれにしても子どもが新しいことに挑戦しようとする姿を見ると、自分の手から離れてしまうように感じ、自分の手元に子どもを留めようとするのです。
親の支配下に置かれた子どもは自由がなく長い間苦しみ続けるのです。
3つ目は「世間体を気にし外面がいい」ということです。
毒親の子育ての基準は、子どもにあるわけではありません。あくまで自分に基準軸があります。
そしてその基準軸を作っているのは、世間の自分に対する評価なのです。
そのため、世間体を非常に気にします。
進学や就職の場面で自分の理想を子供に押し付け、実現させることで世間の承認を得ていると感じ安心できるのです。
また世間体を気にするため、外部の評価は、礼儀正しく洗練された立派な人であるというケースが珍しくありません。
そして、そのような世間の評価を得ることを子どもにも強要するのです。そのため、必要以上に子どもに礼儀作法を教育する場合があります。
しかし、これはあくまで子どもの礼儀正しさを通じて自分自身が「子どものしつけがきちんとできた立派な親」であるという世間の評価を得たいだけなのです。
4つ目は子どもに不満や愚痴を聞かせることです。
毒親である母親は、夫や義父・義母などの家族間の人間関係の不満や愚痴を自分の子どもに聞かせる特徴があります。
毒親の支配下にある子どもは、親に対して気に入られたいとの思いから一生けん命に親の話を聞こうとします。
無力な子どもは親に捨てられたら生きていくことができないのですから、当然そうなります。
この結果親子が互いに依存する「共依存」の関係ができあがり、不自然な親子関係が延々と続くのです。
5つ目は、被害者意識が強く子どもの成長や成功を喜べないということです。
毒親は自分自身も成長過程で、自分の親と何らかのトラブルを抱えていたケースがあります。
そのため被害者意識が強く他人の苦しみや悲しみに寄り添うことができません。
そうすると子どもの「つらい」「助けて」という訴えに耳を傾けようとしません。これは毒親による負の世代間連鎖の1つです。
何よりも自分の子どもが被害者になることが許せないのです。
あくまで被害者は自分でなければならないのです。
また自分のかなえられなかった夢や希望を思い出し、いつも寂しさや虚無感のようなものを感じています。
そのため、子どもの進学、就職、結婚など成功や成長をみると、何か嫉妬に近いものを覚え素直に喜ぶことができないのです。
毒親にどう対処するべきか
ではあなたの親に毒親の特徴が見受けられる場合にどう対処するかです。
私の下に相談に訪れる人はみんな「親にわたしのつらい気持ちをわかってほしい」と訴えます。これは言い方を変えると「親に変わってほしい」ということです。
残念ながらこれは十中八九無理です。そもそも言ってわかってくれるのなら、それは毒親ではないんです。
あなたもそのことをわかっているんですよ。
絶対に親は自分の気持ちを分かってくれないと。
でもそれでも、どうしてもあきらめきれないんです。心の奥底ひょっとしたら、もしかしたらという淡い期待があるんです。
でもそれはやっぱりかないません。
そうすると変わるべきなのは親ではなく、子どものほうつまりあなた自身ということになるんです。
毒親は子どもと関わることで、自分の精神の安定を保っています。
だから逃げるのが一番なんです。
もし今すぐ逃げるのが難しいなら、なるべく話をしない、話を切り上げる、聞き流すそれしかないんです。
出来るだけ少しずつ距離を置きつつ、最終的には完全に離れて暮らせるように段取りを組むことが大事です。
物理的に離れることは「絶対的な前提」です。親から物理的に離れることなしに、心の健康は達成できません。
1人で毒親から離れるのは難しい
でもこれって1人でやるのは正直難しいです。
住むところは?仕事は?友人や親戚との付き合いは?何をいつまでにどうすればいいか、1人でそれを乗り切るのは大変なことです。
やらなければならないことが山ほどあります。
しかしこういうノウハウをもっているコーチや同じ思いを持っている仲間がいれば、きっとこの困難を乗り越えられるはずです。
つまりこの苦しみから逃れるための環境を作ることからまず始める必要があります。
ですから、この記事を読み終わったら、同じような境遇の人たちが集まっている団体やコミュニティを探してください。
頭であれこれ考えるのではなく、まず行動することが大事です。
まとめ
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はい、いかがだったでしょうか?
今日は「毒親の典型的な特徴5選」というテーマでお話をしてきました。
まとめますと、5つの特徴は
- 無償の愛がない
- 子どもの夢や希望を否定する最後までお読みいただきありがとうございました。
- 世間体を気にし外面がいい
- 子供に不満や愚痴を聞かせる
- 被害者意識が強く子どもの成長や成功を喜ばない
ということでした。
そして、そのような毒親に対処するには、物理的精神的に距離をおく必要がある。
しかしそれを1人でやるのは難しいから、仲間やコーチの存在が必要ということでした。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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